本当に体を温める生姜「乾姜」

 

これな〜んだ??

これは昨日少し書きました、「乾姜」です。

乾姜って何かと言うと、そのまんま、

乾した生姜

です。

ただ普通に乾しているのかというとそうではなく、

一度蒸してから乾してあります。

一度加熱して乾燥させることによって、生の生姜の「ジンゲロール」という成分が「ショウガオール」に変化します。

ジンジャーとショウガ、漫画みたいなネーミングだと思うのは私だけでしょうか?

さておき、この「ショウガオール」が温める作用がとても強いのです。

よく、「ジンジャーパウダー」など、干しただけの生姜も売っていますが、それとは違います。

温め作用の強さで言えば、

生姜<ジンジャーパウダー(干姜)<乾姜

となります。

薬膳的効能の違いとしては、生の生姜は体を温めますが、温めながらも、体の外側へ向かっていきます。
「発散」させる力は強いので、風邪のひき始めなんかにはとても良いです。
風邪の邪気を外へ外へと追い出してくれます。
(生の生姜もやはり加熱して食べる方が体を温めます。)

それに対して本当に芯から体を温めるのは「乾姜」です。
冷えとりにはもってこいです。

乾姜はそれ自体食べても美味しくないので、お茶パックに入れて煎じて飲むか、紅茶と相性がいいので私はチャイにして飲むのが好きです。お茶パックに入れてスープにしてもいいですね。

葉山薬膳サロンPomegraでも冬にはお出ししたりします。

とても美味しい〜♪です。

そして、その辛い味には、体の気を巡らせるので、

「帰ってからもお腹がぐるぐるとよく動いていた。」

とのご感想もありました。
もちろん冷え性さんもぽっかぽかでした。

ちょっと注意点があるとすれば、温める作用が本当に強いので、のぼせやほてりがある人、暑がりの方は摂らないでください。

「乾姜」は漢方薬局で置いてあると思います。少量で販売してくださるところもあります。

そして、なんとこの乾姜自分で作れます^^

〜乾姜の作り方〜
生姜を皮のままよく洗って、蒸す。竹串が通るくらいに火が通ったら、切って乾す。

以上でございます。

簡単です。

そして実際作ってみた方の感想は。。。

「ちっちゃくなった〜」

そうそう、乾すとなんでもちっちゃくなりますよね〜笑

その分成分が凝縮されたわけです!!

買ってもそんなに高いものではないので、買った方が安いかもしれません。
私はいつも買っています。笑

どちらにしても

冷え性で温活や冷えとりをしたい方は是非お試しください!!

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aco

 

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